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経典(浄土三部経)
宗祖親鸞上人は特にこれを重んじ、浄土真宗の根本経典(真実の経典)としています。
インドにサンスクリット原典があり、"大スカーバティー・ヴィユーハ(極楽の荘厳)"と呼ばれています。中国の康僧鎧(三蔵法師。魏国)による漢訳が日本では用いられています。大無量寿経あるいは大経と呼ぶこともあります。 釈尊(お釈迦様)の高弟であった阿難が、弟子達の問いに対し釈尊が答えた内容を聞き取った形で書かれています。場所はインド北東部の王舎城(ラージャグリハ)近く耆闍崛山の山上です。 ある国王が世自在王仏という仏を師として法蔵菩薩となり、四十八の願を立てました。永遠とも言える長い時間の修行の後、願いは成就し、法蔵菩薩は阿弥陀仏となり極楽を開いたということです。 その願いにより、阿弥陀仏の名号を聞き、心から念ずることにより、誰もが極楽に往生できるとしています。
仏説無量寿経とともにインドにサンスクリット原典が残されており、こちらは"スカーヴァティー・ヴィユーハ(極楽の荘厳)"と呼ばれています。中国の鳩摩羅什(三蔵法師。後秦国)の漢訳が日本では用いられています。
無量寿経の「大経」に対し、阿弥陀経は「小経」と言われています。釈尊(お釈迦様)の高弟であった舎利弗に対し、釈尊が説いた内容が書かれています。大経と異なる点は、釈尊自身が語られている点で無問自説経に分類されています。 大経の重要な点が分かりやすく要約されており、文字数も少ないことから、ご家庭のご仏壇の前に常備されているなど、日常のご法要で親しまれています。
インドにサンスクリット原典は残されていません。中国の
![]() 無量寿経と同様に、釈尊(お釈迦様)の高弟であった阿難が釈尊の説法を聞き取った形で書かれています。場所はインド北東部の王舎城(ラージャグリハ)近く耆闍崛山の山上です。 このお経の導入部は、王舎城を首都とするマガダ国王家で起きた悲劇が記されています。 王太子が父国王を幽閉し、国王を助けようとした王妃をも殺そうとします。憔悴した王妃は、耆闍崛山の釈尊に対して教えを請い、釈尊は王妃韋提希のために耆闍崛山を降りると、極楽の姿を現されます。 阿弥陀仏の極楽浄土に生まれかわりたいという王妃の願いに対し、釈尊はその方法を説き明かされる内容となっています。 |